先住民マオリ族は約1200年前、カヌーに乗ってこの地にやってきました。マオリ族が到着した時、ニュージーランドは緑豊かな原生林に覆われていました。1800年頃、イギリスからやってきた開拓者が森に入り、見つけたのはこの地に自生するカウリの巨木。カウリ自体の材質やカウリから採取できるカウリガム(琥珀)がとてもよいお金になり、開拓者たちは国土の約85％の原生林を伐採してしまいました。自然豊かに思える牧草地も実は人の手によって姿を変えてきたニュージーランド。本プログラムでは、太古の森を残すワイポウア・カウリ森林保護区にて、樹齢約2500～3000年のカウリ最古テ・マツアナヘレ(森の父)とカウリ最大のタネ・マフタ(森の神)見学や、カウリ博物館にてニュージーランドの原生林、開拓者の歴史を学びます。
また、開拓者がやってくる前のニュージーランドは、先住民マオリ族が自然とともに暮らしておりました。マオリ族が初めてこの地に到着した場所ホキアンガにて、マオリの文化や歴史、自然とマオリの関わりなどを学習します。

ニュージーランドは、先住民であるマオリ族やその文化が尊重され、学校教育にも取り入れるほどの世界にも類を見ない国であり、多様な人々や文化の影響が混ざり合っています。

【学べるコト】
・ニュージーランドの原生林
・ニュージーランドの先住民と開拓者の歴史
・マオリ文化

【SDGs】
本プログラムでは、SDGs (持続可能な開発目標) 17の目標のうち以下の目標を学びます。

10	人や国の不平等をなくそう
13	気候変動に具体的な対策を
15	陸の豊かさも守ろう

・カウリ博物館見学
・ワイポウア・カウリ森林保護区でのトレッキング
―　太古の昔よりこの地を見守ってきた巨木、テ・マツアナヘレ(森の父/カウリ最古)とタネ・マフタ(森の神/カウリ最大)を訪れます。
・「マネア・フットプリンツ・オブ・クペ」にて4D体験&ライブパフォーマンス観賞
―　ニュージーランドに初めて到着した探検家クペの冒険を最先端の4Dシアターにて追体験

マタコヘ	カウリ博物館
ワイポウア	ワイポウア・カウリ森林保護区
ホキアンガ	マネア・フットプリンツ・オブ・クペ